2019年 09月 23日
高村薫「我らが少女A」を読んでしまった
3~4日ブログをサボってしまった
美容室へいったりお買い物したりピザを食べに行ったり読書をしたりで過ごしていた
Mさん、お約束のパッションフルーツのジュースやジャムの写真です
遅くなりました~ごめんなさい
私のお気に入りです
土曜日はKさんにお留守をお願いしてお出かけ
お気に入りのピザとパスタのお店に
ピザ2種とパスタを1種
最後はソフト
お買い物してからAのお家に届け物
連絡無しで行ったのでお留守だった
読書の秋~
読み終えた~~
少女Aこと珠美、同棲相手に殺されてしまう
この少女Aは見方によっては人を惹きつける美少女
あの「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングの目をしてるとある
あ~懐かしい
我が家はシャーロット・ランプリングの大のファン
今も時々、ドラマや映画に出ているのを観る
かなりの歳だけれどとっても味がある
少女Aの殺害を機に12年前の未解決の殺人事件に話が及ぶ
殺人犯を探すのだけれど、謎解きというよりは12年前と今の被害者家族や回りの関係者の心模様や繋がりを丁寧に描く
私もついつい自分の中学生時代や高校生の頃に思いを馳せた
平坦な日常を淡々と綴って行くだけなのだけれど、流石、高村薫!
最後まで読ませる
「些細なことでこの世は成り立っている」とあった
実感!
最後まで犯人ははっきりせず・・・
明快なミステリーを期待すると肩透かし
「レディージョーカー」や「マークスの山」「照り柿」のようなエンタメな面白さはないけれど、これが高村薫の今なのだなあ~と思った
寂しいが仕方ない
「レディージョーカー」は競馬、「照り柿」は溶鉱炉のことがページの多くを割いていたけれど今回はゲームのお話
相変わらずだと思った次第~~笑
それにしても、時代だなあ~
読んでしまったので楽しみが減ってしまった・・・